ハンディプラスチックセンサーについて
「RICOH HANDY PLASTIC SENSOR B150」は、プラスチックの
種類を『誰でも、簡単に、素早く判別』できるようにする
ために開発されました。このセンサーを使用することで、
その場で瞬時にプラスチックの種類*を調べられます。
- 登録樹脂：13種類（PE、PP、PVC、PS、PET、ABS、PBT、
PC、POM、PLA、PA、PMMA、PET-G）
- 上記以外の樹脂も、ユーザー登録機能により判別可能。
- 単一樹脂だけでなく、混合樹脂も判定可能です。
活用事例
製造業・小売業のお客様
case1
プラスチック製の自社製品の検品
（海外に製造を委託している場合など、部材の確認にご利用いただけます。）
case2
プラ新法*の対応のため、自社の廃プラの再資源化を進める際に、センサーを
活用して廃プラを種類ごとに分別することで、リサイクル率の向上やコスト削減
につながります。
大学等の教育機関・研究機関のお客様
case1
環境教育や社会学習のツールとして
（廃棄物や海洋プラスチックごみの問題を身近に理解して頂くための学習等に
ご活用いただけます。）
case2
廃プラスチックの組成を調べる実証事業、海洋プラスチックごみの回収・リサイクルを
行う実証事業などにも、ハンディタイプでコードレスの本センサーがお薦めです。
（判定結果を写真付きで記録することも可能）
廃棄物処理業・リサイクラーのお客様
case1
工場に搬入された廃プラの種類を判別する際は、センサーで瞬時に判別可能です。
廃プラをライターで焙ったりする必要もなく、安全に業務を行えます。
廃プラの分析にかかっていた、時間・手間・分析費用を削減出来ます。
case2
これまでの経験やノウハウだけでは種類を判定出来なかった廃プラについても、
こちらのセンサーを活用することで、精度よく判別することが可能になります。
判別作業を行うスタッフの経験や知識に左右されず、客観的な判別が可能です。
case3
廃プラを排出するお客様先での、営業ツールとしても効果的です。
（これまで産廃として回収していた廃プラも、種類ごとに保管して頂くことで
有価物に出来るケースもあり、お客様との関係強化に繋がります。）
case4
飛沫防止パネルについても、複数の材質がありますので、こちらのセンサーを
活用することで、リサイクル方法をその場で決定することが出来ます。
※実際のお客様のお声はこちら
使用方法
- 測定はセンサーとスマホのみで完結
- 測定対象物に近赤外線を照射
- 対象が反転した光を測定
- わずか２秒で判別結果を取得
- 最大100種類の樹脂登録可能
特徴
- 13種類の汎用樹脂の情報を登録済
- 軽量
- コンパクト、高いモバイル性
- シンプルな操作性
- 最大100種類の樹脂登録可能
- スマホとPCをUSBケーブルでつなげば、
PC上で判別結果の保管・活用も可能
| 項目 |
仕様 |
| 名称 |
RICOH HANDY PLASTIC SENSOR B150 |
| 判別方式 |
近赤外線分光方式 |
| 使用環境 |
動作環境 |
温度：0℃～ 40℃、湿度：20% ～ 90% |
| 推奨環境 |
温度：10℃～ 30℃、湿度：30％～ 60％ |
| 保管環境 |
温度：-10℃～ 50℃、湿度：95% 以下 |
| インターフェース |
USB TypeC |
| 寸法 |
50（W）× 154（D）× 76（H）mm |
| 質量 |
290g 以下 |
| 電源 |
バッテリー（Li-ion）内蔵 |
| 防塵・防水 |
IP53（防塵・防水）相当 |
| 測定時間 |
約２秒* |
| アプリケーションの動作環境 |
Android™ Ver.10,11,12,13対応 (12Lは除く) |
| 登録樹脂 |
13種類（PE、PP、PVC、PS、PET、ABS、PBT、
PC、POM、PLA、PA、PMMA、PET-G）
※別途100樹脂のユーザー登録が可能 |
* 測定ボタン押下から結果表示までの時間
費用について
【定価】 898,000円（税抜き、センサー本体価格）
見積のご依頼はESJ事務局までお問い合わせください。
※Androidのスマホやタブレットは、製品に付属していません。
導入企業様（一例）
・有明興業エンジニアリング株式会社様
・川瀬産業株式会社様
・有限会社木村商店様
・株式会社コーシンサービス様
・株式会社シタラ興産様
・白井エコセンター株式会社様
・東港金属株式会社様
・株式会社富士化成様
無償でお試しできる貸出し機もご用意しております。
お見積や貸出し機をご希望のお客様は、
こちらからお問合せ下さい。
注記
＊「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」（施行日：2022年4月1日）
