「いつでもどこでも安心安全の廃棄物処理・リサイクルが実現できる社会を目指す」というビジョンを持ちエコスタッフ・ジャパン（ESJ）は2006年1月に設立されました。
それから15年超が経過し、第一ミッションである優良な廃棄物処理・リサイクル企業の全国ネットワークの構築も認定約60社となり、現在では教育研修と情報公開が徹底された国内唯一かつ最大のネットワーク体となっています。
教育研修会も多数の開催を数えるに至りました。民間独自で全国統一・ハイレベルな教育研修を継続的に実施し標準化を図る、という前例のない取り組みに対して、全国の認定企業および研修参加者からも惜しみない協力を頂戴することが出来ました。これまでに蓄積されたノウハウはマニュアルという形で現在ESJ認定企業内にて共有され、また検定制度として現場において活用されています。
今後はこれらの仕組みを活用し、より付加価値の高いサービスを、より分かりやすい形で世の中に発信していく予定です。
これまでにも全国に拠点を持つ多数の企業から廃棄物処理・リサイクルに関するご相談を頂いておりますが、これもコストを始めとする業務面のみでなく、ハイレベルなネットワークと、継続的な教育研修を基盤とした「安心・安全の現場」に対するニーズが顕在化してきたものと理解をしています。
ESJのネットワークは単なる業務ネットワークを超え、「安心安全の廃棄物処理・リサイクルを全国で実現する」という理念を実現するためのネットワークとなっています。
当社は業界有志で設立された民間のベンチャー企業ですが、現在では環境省、経済産業省を始めとする国内の関係省庁、関係機関のほか、国外からも様々なアプローチを頂き、すでにその取組みは一民間企業の枠を超えてきています。
国の政策においても「環境」は常に最重要分野でありますが、地域に根差した中小企業が多く活躍する廃棄物処理・リサイクル分野は、その中でも特に「世界に誇れる」分野であると考えています。
日本という狭い国土において、地元と密着し、衛生的かつ資源の有効利用を目指し、廃棄物の処理・リサイクル事業を地道に行ってきた各企業には膨大なノウハウが蓄積されています。
脱炭素対応を始め、環境と経済の両立が声高に叫ばれておりますが、廃棄物処理・リサイクル分野は日本が世界に先駆けてその両立を目指してきた分野でもあります。
それら地方の優良な廃棄物処理企業を全国ネットワーク化し、いつでもどこでも安心安全の廃棄物処理・リサイクルが実現できるシステムを構築し、ひいては世界に誇れるような企業体になることをエコスタッフ・ジャパン（ESJ）は目指しています。
